鏡を見て、櫛で梳かしている男性
薬を飲んでいる男性

AGAとは男性型脱毛症の事で、思春期以後に発生する進行性脱毛症の事ですが、医学的な意味での正確なAGAの定義はありません。
ただ一般的に言われている事は、その症状が、こめかみの上から脱毛が始まり、生え際の後退により、M字型となり、頭頂部の毛髪が細くなり、薄毛や禿頭となることですが、症状と本人の気にかかり具合によって、「薄毛がはじまった」と考えますので、明確なサインはないのです。
専門家に見てもらうタイミングとしては額が少し後退して、つむじが薄くなった状態です。日常生活では、「抜け毛が増えた」「スタイリングで髪が立ちにくくなった」というのもサインです。
毛髪には、生え換わりの周期があり、2~6年の成長期、2週間の退行期、2~4カ月の休止期があり、抜け落ちてゆきます。
AGAの症状が出ると、成長期が半年から1年と短くなり、毛が伸びる前に抜け落ちてゆきます。
原因の一つと考えられる事は、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼと言う酵素の働きにより、ジヒドロテストステロンとなり、このホルモンが皮脂腺の受容体と結びつき、過剰な皮脂を分泌させ、毛穴を防ぎ、AGAをおこしますが、このジヒドロテストステロンを作る5αリダクターゼの活性をおさえることで、AGAの進行を防ぎます。
この5αリダクタ-ゼと言う酵素を抑える薬としてフィナステリドが発売され、男性型脱毛症の治療のために処方されています。
また、AGAには遺伝子の影響が大きく、家族性に発生する可能性も高いのです。
治療に関しては、症状の出始めた時が治りやすく、予防もしやすいのです。成長期が、完全に終わり、地肌が露出してからでは、もとの状態に戻す事は難しいのです。